歯周病の原因は歯周病菌です。歯周病菌はむし歯菌と同じく、もともと口の中にある常在菌なので、100%ゼロにすることはできません。ただし、歯周病菌が悪さをしないように、口の中の環境を整えることはできます。
歯周病は遺伝によるものもありますが、噛む力のバランスも関係しています。
例えば、歯ぎしりをする人や噛みしめが強い人は、歯を支える土台に負担がかかって歯茎が痩せ、歯周病を進行させることがあります。また、被せ物の噛み合わせの調整を行わずに歯周病が進むこともあります。
口呼吸の人も要注意です。口の中が乾燥しやすいので唾液の量が少なくなり、歯周病菌が繁殖しやすくなります。